ジェネリック医薬品は、新薬と同じ有効成分を使い新薬と同じように「薬事法」という法律に基づいて、いろいろな厳しい規制・基準を守って開発・製造されています。
そして、国(厚生労働省)による審査で、新薬と同等の効き目・安全性、品質であることが確認され、承認されて初めて、そのジェネリック医薬品を発売することができます
お薬は、開発した会社が特許を取ると、20~25年の間その会社が独占的に製造・販売できます。この特許が切れた後、開発した会社とは別の会社が製造・販売するのが、ジェネリック医薬品となります。
新薬の開発にかかる期間は15~20年ですが、ジェネリック医薬品は3~5年と短いため、開発にかかるコストも大幅に抑えられるために、価格が安く設定されています。
日向市・東臼杵郡薬剤師会は、患者様のニーズ(患者様がジェネリックをご希望された場合)に迅速に対応出来るように、地域の備蓄医薬品一覧リストを作成し、各薬局に在庫してあるジェネリック医薬品の情報を共有する事でスムーズにジェネリック医薬品を供給できる態勢を目指して取り組んでいます。
かかりつけの医師・薬剤師の先生に「ジェネリックでお願いできますか?」と相談してジェネリック医薬品に変更することが出来ます。